『文字式』の電卓

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文字式(入力例:5x+2x

値の代入(省略可)

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電卓の使い方

計算する文字式を電卓に入力し「計算」ボタンを押してください。

入力された文字式は加減乗除や分配法則の計算がおこなわれます。

値の代入を入力すると、文字式の文字に値を代入して計算がおこなわれます。

やり直す場合は「クリア」ボタンを押すと電卓に入力された式が削除されます。

目次

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文字式の解説

数式の中にxyのような文字が含まれる式を文字式と言います。

3x+2x
-8a+5b

文字式の式をプラスやマイナスで区切った部分を項(こう)と言います。項は数字と文字の塊と覚えてください。項についている数字のことは係数(けいすう)と言います。また項に文字がなく係数のみの場合は定数項(ていすうこう)と言います。

上記のように複数の項がある式のことを多項式(たこうしき)と言います。

文字式の足し算・引き算

文字式の場合、足し算や引き算は同類項でしかできません。同類項というのは文字が同じ項という意味です。同類項であれば係数を足し算や引き算して計算することができます。

① 3x+2x = 5x
② 2y-5y = -3y
③ 4x+3y = 計算できません
④ 8x-1 = 計算できません
⑤ 2x2+9x = 計算できません
xy+6yx = 7xy

文字式の足し算・引き算は上記のように同類項でしか計算できません。⑥は少し引っかけ問題ですが、並びが違っても同じ文字であれば計算はできます。

文字式の掛け算・割り算

文字式の掛け算・割り算の場合、足し算・引き算と違って同類項でない場合でも計算をおこなうことができます。ただ掛け算・割り算の場合は係数と文字を計算する必要があります。

① 2x×4 = 6x
② 3x×7y = 21xy
③ 8x×5x = 40x2
④ 9x÷3 = 3x
⑤ 6xy÷3x = 2y
⑥ 4x2÷x = 4x
⑦ 8x÷2xy =
4
y

上記のように掛け算の場合には文字が合わせられ、割り算の場合には文字が引かれます。割り算ですべての文字を引けない場合は⑦のように分数になります。

文字式の計算順序

文字式の場合でも、数字だけの式と同じように先に掛け算・割り算をおこなってから、足し算・引き算をおこなう順序になります。掛け算・割り算をおこなうと項の文字が変わるので足し算・引き算をおこなう場合の同類項に注意しましょう。

① 5x+8x×3
= 5x+24x
= 29x

② 3x-2x÷x
= 3x-2

少数や分数の文字式

係数が少数や分数になっている文字式もあります。ただ整数の計算と考え方は同じです。ひとつだけ注意しなければいけないのが分数の足し算・引き算です。文字式の足し算・引き算は同類項でなければいけませんが、分数の場合は分母・分子がどちらも同類項の場合にしか計算はできません

① 0.2x+0.7x = 0.9x

② 0.3y-0.5y = -0.2y

③ 1.2x×3 = 3.6x

④ 1.8y÷0.9y = 2

1
2
x+
1
3
x =
3
6
x+
2
6
x =
5
6
x
1
2
x-
2
5
= 計算できません
1
x
+
2
3
= 計算できません
1
2
x×
3
4
=
3
8
x
2
5
x÷
1
3
=
6
5
x

分数が含まれるとややこしいように思われますが、同類項にさえ注意すれば計算自体は数字だけの計算と同じです。もし、この場合はどうなるのだろう?という疑問があればこのページの電卓で試してみてください。

カッコを含んだ文字式

文字式には以下のようなカッコを含んだ式もあります。

3(5x-2)

このようなカッコがある場合には、カッコ外に項をカッコ内にあるすべての項にそれぞれ掛けることで計算できます。このようにカッコ内の項にそれぞれ掛ける方法を分配法則(ぶんぱいほうそく)と言います。

2(3x+8)
= 6x+16

5x(x-3)
= 5x2-15x

-(9x+5)
= -9x-5

(2x+4)×(-3)
= -6x-12

(6x+2)÷2
= 3x+1

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文字式の問題例

2x+3x
= 5x
9a-6a
= 3a
-7y×(-2a)
= 14ay
4xy÷2y
= 2x
6x+3×4x
= 6x+12x
= 18x
0.2a+4ab÷0.8b
= 0.2a+5a
= 5.2a
3
5
x+
1
3
x
=
9
15
x+
5
15
x
=
14
15
x
5(4x+3)
= 20x+15

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